前向思考ガイダンス

世界のほかの国と相続税を比較すると日本は高いの?低いの?

日本の相続税は高いというイメージがありますが、本当にそうなのでしょうか?ほかの世界の国の相続税は高いのでしょうか?それとも低いのでしょうか?実はあまり知らなかったりします。2つの国の相続税を比較してみました。

 

日本の相続税の最高税率は今、2016年7月の段階で55%あります。消費税と比べるとはるかに高いです。例えば1000万円×55%、1000万円×8%、2つを比べると支払う税金の額はだいぶ違います。そもそも相続税は日本だけのものではありません。他の世界の国にも相続税はあります。

 

例えばヨーロッパではどうでしょうか?フランスの相続税(最高税率)は45%です。日本よりは15%ぐらい低いです。これでは日本が高いことになってしまいます。やっぱりそうかと思ってしまいます。

 

次にアメリカと相続税を比べてみることにします。アメリカは低いようなイメージがなぜかあります。自由の国だからでしょうか?なんとやはりアメリカの相続税(最高税率)は40%です。フランスよりは5%低いです。日本と比べるとアメリカの相続税は15%も低いことになります。ちょっと意外な感じがします。

 

国によって相続税はバラバラで違います。フランスとアメリカ、2つの国と比較してみると日本の相続税は高いです。理由はわかりませんが税率が高いということは支払うのが大変です。単純に相続税の税率だけを比較するだけでなく実際にその国の人が支払うことが大変だと思っているのかどうかも知っておきたいところです。

 

相続税をどうして払わなければならないかについての考察

日本においては相続税と言うのはあって当たり前、またはあるのが当然と考えている人も少なくないと思われます。しかし、世界を見回してみると相続税がある国と相続税がない国とを比べてみると相続税がない国のほうが多数なのです。日本のおいては相続税を支払う人の割合は5%程度と高くないと言えますが、相続税自体がない国と比べることができる話ではありません。そうなるとどうしても相続税を支払うべき根拠はどこにあるのかに突き当たってしまいます。

 

もし、日本で言われている相続税の課税の根拠が世界的に統一的な倫理観に基づくならば、相続税が課税される国がもっと多くならなければならない理屈になり、世界的に見ると日本の相続税の課税の根拠は世界的にはあまり強くない、いわば弱い根拠であるとも言えます。
相続税のかかる財産は、すでに所得税などを納付した後の残った財物が蓄積されたものです。その蓄積された財産にまた相続税と言う税金をかけることは二重課税であるという考え方があります。相続税の代わりにもっと所得税の課税強化があります。世界では相続税を排除するという考え方が主流と言ういい方もできるのです。

 

相続税では財産を残さずにすべて使ってしまえば相続税は必要ありません。浪費してもなんでも相続税のかからないくらいまでに財産を残さなければいいのです。

 

 

逆に質素倹約で妻や子供の為に財産を残した場合には懲罰のような課税をすることは簡単に納得できることではありません。相続税の課税の根拠を徴税者は国民の納得のいく形で示さなければならないと思います。